轤驕T人これがためにいさゝかもその意志を屈せざる場合にのみ生ず、意志は他人の左右し能はざるものなればなり、ピッカルダ、コンスタンツェのごとき、これ眞の暴にあへるにあらず、從つてこれを理由としてその罪をいひひらく能はざるなり
七六―七八
【火が】火はいく度これを下方に向はしむともその本然の力によりて必ずまた上方に向ふごとく
七九―八一
【聖所】尼寺。身は強ひて聖所より引離さるとも、意志だに屈せずは、他人の抑壓を脱するとともに再び聖所に歸るべきなり、歸るをえて而して歸らざるはその意志の屈せるなり、罪茲にあり。但しいつ、いかに歸るをえしやは明ならず
八二―八四
【ロレンツォ】聖ラウレンティウス。皇帝ヴァレリアヌスの迫害の犧牲となりて鐡架の上に燒かれ自若として死せる(二五八年)ローマの殉教者
【ムツィオ】ローマの一青年カイウス・ムキウス・コルドゥス・スカエヴォラ。エトルリア王ポルセナを殺してローマの危急を救はんとせしも果さず、その失敗の罪を己が右手に歸し、王の目前にて自らこれを燒けり(『コンヴィヴィオ』四、五・一一五以下參照)
八八―九〇
【疑ひは……解け】原、「論は消滅し」
九一―九三
【路
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