塔eの爲に月面の斑點に關する原理を説く
一―三
天堂篇の充分なる理解は他の二篇に此し科學並びに宗教上さらに大いなる豫備知識を要求するがゆゑにダンテはこの曲最初の六聯において讀者に警戒を與へたり
四―六
汝等の知識の範圍内に汝等の研究の歩をとゞめ、それより先に進むなかれ、恐らくは力足らざるため汝等この天堂の歌をさとるをえじ
七―九
【わがわたりゆく水】我よりさきに天堂の歌をうたへる人なし
【ミネルヴァ】知慧の女神にて學藝の守護者たり。氣息を嘘く[#「氣息を嘘く」に白丸傍点]はその徳を風として船を進むるなり
一〇―一二
【天使の糧】この語ヴルガータに見ゆ(詩篇七七・二五)。靈の糧即ち眞の智の義なり(『コンヴィヴィオ』一・一・五一以下參照)。靈界の知識は世人の眞《まこと》の糧なれども、これに飽くをうるはたゞ天上においてのみ
【項を擧げ】心を向け
一六―一八
【イアソン】(地、一八・八五―七並びに註參照)、イアソン、コルキスにいたり、金の羊毛を與へんことを王アレイエテスに請ふ、王まづ彼をして焔の息《いき》を吐く二匹の牡牛に軛をつけしめかつカドモス(地、二五・九七―九)の殺せる龍の齒をはその耕し
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