が己の血をもて買給ひし寺院を」云々(使徒、二〇・二八)
【愛む者】新郎キリスト
三四―三六
「左右の」一は智をもて導き、一は愛をもて導く、次聯註參照
三七―三九
【熱情】フランチェスコの愛の強きをいへり、セラフィーノは愛に然ゆる天使なり
【知慧】ドミニクスの智の深きをいへり、ケルビーノは智に富む天使なり
愛は新婦をしていよ/\夫に忠實ならしめ、智はこれをして安んじて(異端邪説等の恐れなく)夫の許に往かしむ
四〇―四二
【一人】フランチェスコ
【目的は一】寺院の保護指導
四三―四五
まづフランチェスコの生地アッシージの地勢を陳ぶ
【トゥピーノ】アペンニノより出で、アッシージの南を流れ、キアーシオと合してテーヴェルに注ぐ小川の名
【ウバルド尊者】ウバルド・バルダッシーニ。一一二九年より一一六〇年までグッビオの僧正たり、その以前グッビオ諸山の一なるアンシアーノ山に卜居しゐたりといふ
【選ばれし】ウバルドは後再びかの地に隱遁してその一生を送る意圖ありしも果さゞりきといふ
【水】キアーシオ河。アンシアーノ山より出でアッシージの西を流れてトゥピーノと合する小川
【高山】スパーシオ山(アペンニノの分脈)。アッシージはこの山の西の腰にあり
【肥沃の】葡萄、橄欖の産地なれば
四六―四八
【ペルージア】アッシージの西の方約十五マイルにある町
【ポルタ・ソレ】アッシージに面するペルージアの門をかく呼べることありといふ。スバーシオの山々は夏期日光を反射し冬期雪に蔽はるゝが故に寒暑の影響をペルージアに及ぼすといへり
【ノチェーラとグアルド】スバーシオ山の後方即ち東(アッシージの東北)にある二邑
【重き軛】grave giogo ペルージアに從屬してその壓制に苦しめるをいふ
或曰く。こは「不毛の山地」の義にて、東方の地の急坂多く耕作の利なきをいひ、四五行の fertile costa と對照せしめしものなりと
四九―五一
【嶮しさの】山坂の急ならざる處より
【日輪】イタリアの高僧聖フランチェスコ(一一八二―一二二六年)
【これ】我等の居る處なるこの太陽
【をりふし】常に同じ地點より出づるにあらねばかくいへり。この太陽が夏期最強の光を放ちて東の方インドのガンジス河口より現はれ出づる如く
五二―五四
【アーシェージ】Ascesi アッシージ(Assisi)の古名
五五―五七
【地に】彼の例に傚ひて
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