境を流れてアドリアティコ海に注ぐ河
【ヴェルデ】ガリリアーノ河のこと(淨、三・一三―三二註參照)
【アウソーニア】イタリアの古名(ウリッセの子アウソネに因みて呼べる)。アウソーニアの角《つの》とはイタリア南方の一端なるナポリ王國を指せる也
マルテル一男二女を殘し父に先立ちて死す、而してシャルル二世の死後、マルテルの弟(即ちシャルルの第三男)ロベルトはマルテルの子カルロ・ロベルト(一三四二年死)を斥けてナポリ王國の權を握れり(一三〇九年)
六四―六六
マルテルがハンガリア王冠を戴けること
マルテルの母マリアはハンガリア王ラヂスラーオ四世の姉妹なり、一二九〇年ラヂスラーオ死して嗣子なくマルテルその王冠を受く
【ダヌービオ】ダニューブ。ドイツより起りてハンガリアを貫流する大河
六七―七五
我またシケリアに君たりしならむ、この國惡政に苦しみてその主權に背き、遂にフランス人の覊絆を脱するにいたらざりせば
【灣】カターニア灣。東風(エウロ)最も多し
【パキーノ】シケリア島東南端の岬、今カーポ・パッサーロといふ
【ペロロ】同東北端の岬、(今のカーポ・ファーロ)
【ティフェオ】或ひはティフォ(地、三一・一二四)、ゼウスの電光に撃たれシケリアに葬られし巨人、その頭エトナ山下にありて口より火焔を吐出す(オウィデウス、『メタモルフォセス』五・三四六以下參照)
【トリナクリア】Trinacria シケリアの古名(三の岬あるより呼べるギリシア名、三の岬とは前出パキーノ、ペロロの二と、島の西方にあるリリベオ即ち今のカーポ・マルサーラの岬とを指す)
【カルロとリドルフォ】父(或は祖父)のカルロと外舅ルドルフの子孫我より生れて
マルテルの妻クレメンツァは皇帝ルドルフ(淨、七・九四―六參照)の女なり
【虐政】アンジュー家の
【パレルモ】シケリアの首都にて、かの有名なるシケリアの虐殺(一二八二年)の始まれるところ。この虐殺の後シケリアはアンジュー家を離れてアラゴン家に歸せり
【死せよ】フランス人に對する群集の叫び
七六―七八
【わが兄弟】弟ロベルト(ルイ)シャルル二世自由の身となりし時(淨、二〇・七九―八一並びに註參照)、その第三子ロベルト(ルイ)は兄のルドヴィコ(ルイ)と共にアラゴン方《がた》の人質となりて一二八八年より同九五年までカタローニア(イスパニアの)に止まれり、この幽閉の間ロベルトは多くの
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