Catalani(一七八〇?―一八四九)――イタリアの有名なソプラノの歌手。
(18) 「恐ろしき怪物」。――ヴェルギリウスの“〔AE&neis〕”第三巻六五八行。
(19) 「――かかる痛ましき企みは、よしアトレにふさわしからずとも、ティエストにこそふさわしけれ」――クレビヨンの悲劇“〔Atre'e〕 et Thyeste”第五幕第四場。(アトレとティエストとの兄弟の話はギリシャの残忍な伝説であって、ティエストはアトレの妻を誘惑し、アトレはその復讐《ふくしゅう》のためにいつわって和解の宴を張り、ティエストを招き、ティエストの三人の子を殺してその肉を父に食わせたという)
(20) Prosper Jolyot de 〔Cre'billon〕(一六七四―一七六二)――フランスの悲劇詩人。“〔Atre'e〕 et Thyeste”はその一七〇七年の作である。
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底本:「モルグ街の殺人事件」新潮文庫、新潮社
1951(昭和26)年8月15日発行
1977(昭和52)年5月10日40刷改版
1986(昭和61)年10月15日59刷
※(1)〜(20)は訳注番号です。底本では、直前の文字の右横に、ルビのように小書きされています。また数字は縦中横になっています。
入力:鈴木厚司
校正:小酒井博士
2004年5月15日作成
青空文庫作成ファイル:
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