だ(『淵鑑類函』四三九)。
一八六八年版コリングウッドの『博物学者支那海漫遊記《ラムブルス・オブ・ア・ナチュラリスト・オン・ゼ・チャイナ・シー》』一七二頁注に、触れたら電気を出す蛇を載す。一七六九年版、バンクロフトの『ギヤナ博物論』二〇八頁にいう火蛇《ファイア・スネーク》は、ギアナで最も有毒な蛇だが、好んで火に近づき火傍に眠る印度人《インデアン》を噛むと。またいう、コンモードは水陸ともに棲む、長《たけ》十五フィート周十八インチ、頭|扁《ひらた》く濶《ひろ》く、尾細長くて尖《とが》る、褐色で脊と脇に栗色を点す。毒なしといえどもすこぶる厄介な代物で、しばしば崖や池を襲い鵞や鶩《あひる》を殺す。土人いわく、この蛇自分より大きな動物に会えば、その尖った尾を敵手の肛門に挿し入れてこれを殺す、故にその地の白人これを男色蛇《ソドマイト・スネーク》と称うと。どうも虚譚《うそ》らしいが、これにやや似て実際今もあるはブラジルのカンジル魚だ。長わずか三厘三毛ほどで甚《いと》小便の臭《にお》いを好み、川に浴する人の尿道に登り入りて後、頬の刺《とげ》を起すから引き出し得ず。これを以てアマゾン河辺のある土人は、
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