рヘフウイヌムの国から追い出された哀れなヤーフです。だから、どうか、このまゝ、そっとしておいてください。」
ポルトガル語ができるので彼等は驚きましたが、私がまるで馬のようにいなゝいてものを言うのに噴き出してしまいました。私はもう怖くてブル/\震えていました。逃がしてください、と言いながら、独木舟の方へ行こうとすると、彼等は私を捕えて、どこの国の者で、どこから来たかなど、いろんな質問をしかけます。
彼等がものを言いだしたとき、私は犬や牛がものを言いだしたように、全く変な気持にさせられました。私が何度も逃げ出そうとするので、とう/\彼等は私をしばりあげて、ボートへ引きずりこみ、それから本船へつれて行かれました。そして私は船長室へ引っ張って行かれました。船長の名前はペドロといゝ、大へん、親切な男でした。
「どうか、あなたの身の上話を聞かせてください。食事はどんなものを召し上りますか。これからは私と同じ待遇にしてあげたいのです。」
と、こんな親切なことを言ってくれます。しかし、私は相変らず黙り込んでいました。
私は彼等の臭が厭でたまらなく、今にも倒れそうでした。しかし、彼等は私に一寝入
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