竄チているのだそうです。なんでも、もう八年間このことばかり考えているのだそうです。それは、つまり、この胡瓜から引き出した日光を壜詰にしておいて、夏のじめ/\する日に、空気を温めるために使おうというのです。
「もうあと八年もすれば、これはきっと、うまくできるでしょう。」
と彼は私に言いました。
「しかし困るのは、胡瓜の値段が今非常に高いことです。どうか、ひとつこの発明を助けるために、いくらか寄附していたゞけないでしょうか。」
と彼は手を差し出しました。私はいくらかお金をやりました。
次の部屋に入ると、悪臭がむんと鼻をつきました。びっくりして私は跳び出したのですが、案内者が引きとめて、小声でこう言いました。
「どうか先方の気を損ねるようなことをしないでください。ひどく腹を立てますから。」
それで、私は鼻をつまむわけにもゆかず困ってしまいました。この室の発明家は、顔も鬚も黄色になり、手や着物は汚れた色がついています。彼の研究というのは、人間の排泄したものを、もう一度もとの食物になおすことでした。
それから、別の部屋に入ると、氷を焼いて火薬にすることを、工夫している男がいました。
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