行ないもみな、悪意ある眼でながめられます。男子の学校の同僚たちは、町の陰口を恐れてか、あるいはひそかな反感か粗野な気質からか、彼女たちを常にのけものにして、珈琲店に入りびたって淫《みだ》らな話にふけったり、一日の仕事に疲れはてていたり、知識階級の女に飽き飽きして嫌悪《けんお》の念をいだいたりしています。そして彼女たちも、もう辛抱ができなくなります。ことに学校にいっしょに住まわせられるときにそうです。彼女たちの若いやさしい魂は、その無味乾燥な職業と非人間的な孤独の生活とをしていると、間もなく落胆させられてしまいますが、校長はたいていの場合、そういう魂をほとんど理解しません。彼女たちを助けようともしないで、人知れず悶《もだ》えるまま放っておきます。高慢な人たちだと考えるのです。そしてだれも彼女たちに同情する者はありません。財産と手蔓《てづる》とがないので、彼女たちは結婚することもできません。働くことに追われてばかりいるので、知的生活を営んでそれに愛着し慰められることもできません。宗教的なあるいは道徳的な特別の感情――(私は異状の病的の感情とも言いたいくらいです、なぜなら、全然自分をささげて
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