デカルトもそれを嘆いている。ところで、ダヴィッドが自分にあてられた手紙の届かないことについてベルギーの一新聞紙上で不平を言ったが、それは追放せられた者らを当時あざけっていた王党の新聞にとっては愉快なことだった。弑逆人[#「弑逆人」に傍点]といいもしくは投票者[#「投票者」に傍点]といい、敵[#「敵」に傍点]といいもしくは同盟者[#「同盟者」に傍点]といい、ナポレオン[#「ナポレオン」に傍点]といいもしくはブォナパルト[#「ブォナパルト」に傍点]ということは、二者の間を、深淵よりもなおはなはだしく距《へだ》てることだった。よく物のわかった人々は皆、「憲章の不朽なる作者」と称せられたルイ十八世によって革命時代は永久に閉じられてしまったと認めていた。ホン・ヌーフの土手には、アンリ四世の銅像がやがて据えらるることになっている台の上に、レディヴィヴ[#「レディヴィヴ」に傍点]・ス[#「ス」に傍点](甦《よみがえ》れる)という語が彫られていた。ピエー氏は王政を強固にせんがための集会をテレーズ街四番地に立てていた。右党の領袖《りょうしゅう》らは重大な問題のたびごとに言った、「バコーに書き送らなければ
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