同意した。「当り前でもなけりゃ、有難くもねえ、ってところさ。いやどうも驚くねえ! 兄弟。だが、もしフリントが生きてたら、ここはお前たちにも己にもよくねえ処だったろうぜ。あいつらも六人だったが、己たちも六人だ。そしてあいつらは今骸骨になってるんだからな。」
「おいらはあの人の死んだのをこの眼で見たんだ。」とモーガンが言った。「ビリーの奴がおいらをつれて入《へえ》ったんさ。すると、あの人はもう死んでて眼の上に銅貨をのっけていたよ。」
「死んだとも、――そうさ、確かにあの人は死んじまったよ。」と繃帯をした奴が言った。「だが、もし幽霊ってものが出るとすりゃ、フリントの幽霊は出るだろうて。気の毒に、あの人はよくねえ死に方をしたからな、フリントは!」
「そうさ、その通りだったよ。」と別の者が言った。「あの人は怒ったり、ラムを持って来いって呶鳴《どな》ったり、また唄を歌ったりしていた。唄と言やあの人は『十五人』ばっかしだったなあ、兄弟。で、ほんとのとこを言や、己ぁあれからってものはあの唄を聞くなぁ好きじゃねえんだ。ありゃあえらく暑い時で、窓が開《あ》けっ放しになってたんで、あの唄がとってもはっきり聞
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