らして、篠懸の葉ばかりきらびやかな日比谷《ひびや》公園の門を出た。「寒山拾得《かんざんじつとく》は生きてゐる」と、口の内に独り呟《つぶや》きながら。
[#地から1字上げ](大正九年三月)
底本:「芥川龍之介作品集第二巻」昭和出版社
1965(昭和40)年12月20日発行
※平仮名の繰り返し記号に「ヾ」を用いる扱いは、底本通りとしました。
※底本の「ほの青い色を残してゐ。」「灰」《ほの》かに」「殆《ほとんど》ど」はそれぞれ、「ほの青い色を残してゐる。」「仄《ほの》かに」「殆《ほとん》ど」にあらためました。
※疑問点の確認にあたっては、「芥川龍之介全集 第六巻」岩波書店、1996(平成8)年4月8日発行を参照しました。
入力:j.utiyama
校正:かとうかおり
1999年1月27日公開
2003年10月7日修正
青空文庫作成ファイル:
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