春と修羅 第二集
宮沢賢治
−−
【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)紙巻煙草《シガーレット》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)右|掌《て》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「景+頁」、第3水準1−94−5]
〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ
(例)〔Ich bin der Juni, der ju:ngste.〕
アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください
http://www.aozora.gr.jp/accent_separation.html
−−
序
この一巻は
わたくしが岩手県花巻の
農学校につとめて居りました四年のうちの
終りの二年の手記から集めたものでございます
この四ヶ年はわたくしにとって
じつに愉快な明るいものでありました
先輩たち無意識なサラリーマンスユニオンが
近代文明の勃興以来
或いは多少ペテンもあったではありませうが
とにかく巨きな効果を示し
絶えざる努力と結束で
獲得し
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