ゆらゆらとあげました、それは又|金剛石《こんごうせき》の粉をはいているようでした。

        *

 私の幻燈はこれでおしまいであります。



底本:「新編風の又三郎」新潮文庫、新潮社
   1989(平成元)年2月25日発行
   1989(平成元)年6月10日2刷
初出:「岩手毎日新聞」岩手毎日新聞社
   1923年(大正12年)4月8日
入力:蒋龍
校正:noriko saito
2008年4月15日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全7ページ中7ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
宮沢 賢治 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング