己の持つてゐるいゝ物を見出し、しつかりとそれを把握した時、必ず勝れたる作品を發表されるに違ひないと、確く信じて疑はない。
乍末《すゑながら》岡田夫人の「八千代集」を贈つて下さつた厚情を感謝し、併せて夫人の健康を祈りつゝ筆をおく。(大正七年四月二日)
[#地から1字上げ]――「三田文學」大正七年五月號
底本:「水上瀧太郎全集 九卷」岩波書店
1940(昭和15)年12月15日発行
※以下のルビ中の拗音、促音などを、小書きしました。
寫生《スケッチ》、背景《バック》
※踊り字(/\、/″\)の誤用は底本の通りとしました。
入力:柳田節
校正:門田裕志
2005年1月19日作成
青空文庫作成ファイル:
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