わり]
第十三回 星影《ほしかげ》がちら/\
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歡迎――春枝夫人は屹度死にません――此新八が先鋒ぢや――浪の江丸の沈沒――此島もなか/\面白いよ――三年の後
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第十四回 海底《かいてい》の造船所《ざうせんじよ》
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大佐の後姿がチラリと見えた――獅子狩は眞平御免だ――猛犬稻妻――秘密の話――屏風岩――物凄い跫音――鐵門の文字
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第十五回 電光艇《でんくわうてい》
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鼕々たる浪の音――投鎗に似た形――三尖衝角――新式魚形水雷――明鏡に映る海上海底の光景――空氣製造器――鐵舟先生の詩
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第十六回 朝日島《あさひじま》
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日出雄少年は椰子の木蔭に立つて居つた――國際法――占領の證據――三尖形の紀念塔――成程妙案々々――其處だよ
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第十七回 冐險鐵車《ぼうけんてつしや》
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自動の器械――斬頭刄形の鉞――ポンと小胸を叩いた――威張れません――君が代の國歌――いざ帝國の萬歳を唱へませう
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第十八回 野球競技《ベースボールマツチ》
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九種の魔球――無邪氣な紛着――胴上げ――西と東に別れた――獅子の友呼び――手頃の鎗を捻つて――私は殘念です――駄目だんべい
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第十九回 猛獸隊《まうじうたい》
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自然の殿堂――爆裂彈――エンヤ/\の掛聲――片足の靴――好事魔多し――砂滑りの谷、一名死の谷――深夜の猛獸――かゞり火
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第二十回 猛犬《まうけん》の使者《ししや》
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山又山を越えて三十里――一封の書面――あの世でか、此世でか――此犬尋常でない――眞黒になつて其後を追ふた――水樽は空になつた
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第二十一回 空中《くうちう》の救《すく》ひ
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何者にか愕いた樣子――誰かの半身が現はれて――八日前の晩――三百反の白絹――お祝の拳骨――稻妻と少年と武村兵曹
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第二十二回 海《うみ》の禍《わざわい》
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孤島の紀元節――海軍大佐の盛裝――海岸の夜會――少年の劍舞――人間の幸福を嫉む惡魔の手――海底の地滑り――電光艇の夜間信號
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第二十三回 十二の樽《たる》
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海底戰鬪艇の生命――人煙の稀な橄欖島――鐵の扉は微塵――天上から地獄の底――其樣な無謀な事は出來ません――無念の涙
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第二十四回 輕氣球《けいききう》の飛行《ひかう》
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絶島の鬼とならねばならぬ――非常手段――私が參ります――無言のわかれ――心で泣いたよ――住馴れた朝日島は遠く/\
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第二十五回 白色巡洋艦《はくしよくじゆんやうかん》
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大陸の影――矢の如く空中を飛走した――ポツンと白い物――海鳥の群――「ガーフ」の軍艦旗――や、や、あの旗は! あの船は!
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第二十六回 顏《かほ》と顏《かほ》と顏《かほ》
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帝國軍艦旗――虎髯大尉、本名轟大尉――端艇諸共引揚げられた――全速力――賣れた顏――誰かに似た顏――懷かしき顏
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第二十七回 艦長室《かんちやうしつ》
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鼻髯を捻つた――夢ではありますまいか――私は何より嬉しい――大分色は黒くなりましたよ、はい――今度は貴女の順番――四年前の話
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第二十八回 紀念軍艦《きねんぐんかん》
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帝國軍艦「日の出」――此虎髯が御話申す――テームス造船所の製造――「明石」に髣髴たる巡洋艦――人間の萬事は天意の儘です
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第二十九回 薩摩琵琶《さつまびは》
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春枝夫人の物語――不屆な悴――風清き甲板――國船の曲――腕押し脛押と參りませう――道塲破りめ――奇怪の少尉
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第三十回 月夜《げつや》の大海戰《だいかいせん》
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印度國コロンボ[#「コロンボ」に二重傍線]の港――滿艦の電光――戰鬪喇叭――惡魔印の海賊旗大軍刀をブン/\と振廻した――大佐來! 電光艇來!―朝日輝く印度洋
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目次終
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第一回 海外《かいぐわい》の日本人《につぽんじん》
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ネープルス[#「ネープルス」に二重傍線]港の奇遇――大商
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