―十月の祟の日――黄金と眞珠――月夜の出港
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 第三回 怪《あやし》の船《ふね》
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銅鑼の響――ビール樽の船長――白色檣燈――古風な英國人――海賊島の奇聞――海蛇丸
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 第四回 反古《ほご》の新聞《しんぶん》
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葉卷煙草――櫻木海軍大佐の行衞――大帆走船と三十七名の水兵――奇妙な新體詩――秘密の發明――二點鐘カーンカン
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 第五回 ピアノと拳鬪《けんとう》
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船中の音樂會――鵞鳥聲の婦人――春枝夫人の名譽――甲板の競走――相撲――私の閉口――曲馬師の虎
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 第六回 星火榴彈《せいくわりうだん》
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難破船の信號――イヤ、流星の飛ぶのでせう――無稽な――三個の舷燈――船幽靈め――其眼が怪しい
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 第七回 印度洋《インドやう》の海賊船《かいぞくせん》
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水雷驅逐艦か巡洋艦か――往昔の海賊と今の海賊――潜水器――探海電燈――白馬の如き立浪――海底淺き處――大衝突
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 第八回 人間《にんげん》の運命《うんめい》
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弦月丸の最後――ひ、ひ、卑怯者め――日本人の子――二つの浮標――春枝夫人の行衞――あら、黒い物が!
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 第九回 大海原《おほうなはら》の小端艇《せうたんてい》
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亞尼の豫言――日出雄少年の夢――印度洋の大潮流――にはか雨――昔の御馳走――巨大な魚群
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 第十回 沙魚《ふか》の水葬《すゐさう》
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天の賜――反對潮流――私は黒奴、少年は炭團屋の忰――おや/\變な味になりました――またも斷食
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 第十一回 無人島《むじんとう》の響《ひゞき》
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人の住む島か魔の棲む島か――あら、あの音は――奇麗な泉――ゴリラの襲來――水兵ヒラリと身を躱はした――海軍士官の顏
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 第十二回 海軍《かいぐん》の家《いへ》
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南方の無人島――快活な武村兵曹――おぼろな想像――前は絶海の波、後は椰子の林――何處ともなく立去つた
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