読まんとするものがあれば、私は翻訳有害論を唱へたい位である。
 翻訳株式会社の話はいやに真面目になつた、まつたく翻訳なんてものは、そんなに真面目に考へるべきでないかも知れない、これは矢張株式会社に頼んで多量生産をやつて貰つた方が自他のため、世間のためであるかもしれない。元来日本がさういふ国であるから。



底本:「日本の名随筆 別巻45 翻訳」作品社
   1994(平成6)年11月25日第1刷発行
底本の親本:「改造」改造社
   1927(昭和2)年7月号
初出:「改造」改造社
   1927(昭和2)年7月号
入力:浦山 敦子
校正:noriko saito
2009年5月3日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全14ページ中14ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
戸川 秋骨 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング