義を尊奉するに至っては、その存在理由を失うのは明である。見よ、彼等は既にその存在理由を失わんとしつつある。試みに街頭に出て、民衆の言うところを聞け、彼等は殆んど挙げて今日の新聞紙を無用視しつつあるではないか。[#地から1字上げ](昭和十六年九月)



底本:「畜生道の地球」中公文庫、中央公論社
   1989(平成元)年10月10日発行
底本の親本:「畜生道の地球」三啓社
   1952(昭和27)年7月
入力:門田裕志
校正:Juki
2005年6月10日作成
青空文庫作成ファイル:
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