す方のある身には如何ばかり苦しかるらん、今も尚ほ繽紛《ひんぷん》として止まんともせず、せめては雪のはるゝを待ちて登山せん
 行方さへあはれ何れとしら雪の
      あまきる空をながめぬるかな
華氏五十三度されど雪後の寒さこそ思ひやらるれ、
[#地から1字上げ](明治三十三年二月二十二日 毎日新聞第八八二六號)



底本:「木下尚江著作集第1巻」明治文献
   1972(昭和47)年2月10日第1刷発行
初出:「毎日新聞 第八八二六號」
   1900(明治33)年2月22日
入力:林 幸雄
校正:小林繁雄
2006年7月19日作成
青空文庫作成ファイル:
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