」の傍記]をなくして、全協[#「全協」に「×」の傍記]の指導を貫徹[#「貫徹」に「×」の傍記]させなければならぬ。そして、全協[#「全協」に「×」の傍記]こそ、大衆の利益[#「利益」に「×」の傍記]のためには常に先頭[#「先頭」に「×」の傍記]に立つものであることを、身を以って知らさなくちゃならぬ。俺は用意[#「用意」に「×」の傍記]したビラを、上衣の下で握[#「握」に「×」の傍記]りしめた。
甲吉は片腕をなくした。俺は――今ここで生命[#「生命」に「×」の傍記]を投げ棄てよう。全協の旗のもとへ[#「の旗のもとへ」に「×」の傍記]!
[#地から1字上げ]――一九三一・七――
底本:「日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集(七)」新日本出版社
1985(昭和60)年3月25日初版
1989(平成元)年3月25日第4刷
底本の親本:「中央公論」
1931(昭和6)年8月号
入力:林 幸雄
校正:青野弘美
2002年1月29日公開
2005年12月6日修正
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