て、兩方《りやうはう》の手《て》で夏繪《なつゑ》と敏樹《としき》を自分《じぶん》の體《からだ》の方《はう》へ引《ひ》き締《し》めるやうにしながら、庭《には》の樹《き》の間《あひだ》をアトリエの方《はう》へ歩《ある》き出《だ》した。
底本:「新進傑作小説全集14 南部修太郎集・石濱金作集」平凡社
1930(昭和5)年2月10日発行
入力:小林徹
校正:伊藤時也
2000年8月7日公開
青空文庫作成ファイル:
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