ワ》が岳《たけ》), Kaimon, Kume(久米島《くめしま》), 〔Kimpu(Kibo^)〕, Kampu, Kombu, Kamui を取れば m = 7 である。この場合は子音始まりで子音二つの場合として、一般の子音二つのものの数 N(CC) を求めると、消火山も入れてであるから N(CC) = 48 である。ここでも子音数をQとする偶然の確率は 1÷Q(Q−1)(ただし子音二つが異なるとして)であるから
[#ここから5字下げ]
R = mQ(Q−1)/N(CC)[#「mQ(Q−1)/N(CC)」は分数]
[#ここで字下げ終わり]
Q = 9, m = 7, N = 48 であれば R = 10.5 となる。活火山だけだと m = 2 なる代わりに N = 14 となるので R = 10.3 でやはりほぼ同値となる。いずれにしても偶然の場合とは桁数《けたすう》がちがって多い。この場合でも一般の日本語に km なる結合の起こる確率を考慮に入れて補正すればよいが、これはしばらく省略するほかはない。しかしこれは現在の場合結果の桁数を変えるほどの影響がありそうもないことは少しあた
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