Yイタ派もみんな引っくるめて)ローマの事業に対する本当の指導的な理想を生むに十分じゃないか、僕はこう断言する――こうした『唯一人者』は、あらゆる運動の指導者のあいだに、今までけっして絶えたことがない。ことによったら、ローマ僧正のあいだにも、この種の唯一人者がなかったとも限らないからなあ。それどころか、こうして非常に執拗《しつよう》に、非常に自己流に人類を愛しているこののろうべき老人は、同じような『唯一人者的』老人の大群集の形をとって、今も現に存在しているかもしれないのだ、しかもそれはけっして偶然ではなく、ずっと前から秘密を守るために組織された同盟、もしくは秘密結社として存在しているかもしれない。この秘密を不幸ないくじのない人間どもから隠すのは、つまり彼らを幸福にするためなんだ。つまり彼らを幸福にするためなんだ、これは必ず存在する、また存在しなければならないはずだよ、僕はなんだかメーソンの基礎にも、何かこんな秘密に類したものがあるんじゃないか、というような気がする、カトリック教徒がメーソン組合員を憎むわけは、彼らを自分の競争者、つまり、自分の理想の分割者と見るからだ、羊の群れも一つでなく
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