カゃとおいでなすった……、いや、待てよ、これはあの人の話じゃないて……ああ、別の男のことだったよ、わしは、つい他の男の話と混同してしまってな……気がつかなかったのだよ。さあ、もう一杯だけでたくさんだ、イワン、びんをかたづけてくれ、それはそうと、わしがあんな無茶なことを言っていたのに、なんでおまえは止めてくれなかったのだ……それは嘘だとなぜ言ってくれんのじゃ、イワン?」
「自分でおやめになると思ったものですからね」
「嘘をつけ、おまえはわしが憎くて止めてくれなんだのだ、ただ憎いからなんだ、おまえはわしをばかにしておるのだ、のこのこわしのところへやって来て、わしの家でわしをばかにしておるのだ」
「だから僕はもう行きますよ、お父さんはコニャクに飲まれてしまったのですね」
「わしはおまえに、どうか後生だから、チェルマーシニャへ……一日か二日でよいから、行って来てくれと、あれほど頼んでいるのに、おまえは出かけてくれんじゃないか」
「そんなにおっしゃるなら、明日にでも出かけますよ」
「なんの行くものか、おまえはここにおって、わしの見張りがしていたいのだ、そうだとも、それだから行こうとしないのだろ、
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