ためどういう意味をもつかを人民生活の諸関係と結びつけてときあかす組織者としての批評が望ましい。そのことは批評家もともども歴史を押し進める推進力を明瞭にするいとなみに協力しあうことが大切だ。ともかくもあの治安維持法によってあたえられたあの暗い暗い恐怖感、あれをなんとしてもとりのぞかなくてはならない。
[#地から1字上げ]〔一九四八年十一月〕
底本:「宮本百合子全集 第三十巻」新日本出版社
1986(昭和61)年3月20日初版発行
初出:「文化タイムズ」
1948(昭和23)年11月2日号
入力:柴田卓治
校正:土屋隆
2007年11月30日作成
青空文庫作成ファイル:
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