の声がし一緒に来た従弟達がどっとふきだした。
「うまくかけられた。あやしいぞ、と思って小さくなっていたのよ」
皆あがらず、本を持って行った。
夕食近く、エーの末弟が来る。彼のスウェーターはまだ出来上らない。
[#地付き]〔一九二四年一月〕
底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
1981(昭和56)年3月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
初出:「読売新聞」
1924(大正13)年1月24、25日号
※「*」は欠字。
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月15日作成
青空文庫作成ファイル:
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