最高 最低
男四五、〇〇 男二七、〇〇
三九、〇〇 二一、〇〇
五銭四銭・昇級[#この行は下に横組みで]
[#ここから1字下げ]
〔欄外に〕
男、女とも形式試ケンで知人カンケイをとる
全国 /早出
無手当\残業
「同好」同好会キカン誌
[#ここで字下げ終わり]
[#ここから改行天付き、折り返して1字下げ]
農家の娘 自作 小学校を出て、すぐ稼がなければならないのだが、それではもの[#「もの」に傍点]にならぬと、むりして女学校を出て、上京、苦学して専門学校に入学、苦学をゆるさぬ、体面上(学校の)女だから――。体の無理がきいて来たのと、階級的にものを考えるようになって来たことから。
理由。 自分が女学校へゆき、専門学校に入ったために一家離散し、その日その日を稼いで食っている。上京のとき県の学資金をホ助して貰おうとしたら女だというのと、専門の関係から金が入らないという理由で拒絶され
学校の寄宿舎では一年の時、畳を友達が一寸四方ヤイタというので舎監が一部屋八畳のタタミ代二十四円のバッ金をかせ[#「かせ」に傍点]た。それをキッカケにすと
前へ
次へ
全8ページ中4ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
宮本 百合子 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング