受動的リアリズムをすてて、「生きかたの問題」としての文学創作に歩み出ているのであるから、文学作品と、こんにち日本の人民にとって最も悲劇的な軍国主義の復活、戦争挑発の影響の関係について、真剣な考慮を払うべきである。作家は自身の文学の現実によってこそ、ファシズムと戦争挑発に反対する仕事をすすめなければならない。[#地付き]〔一九四九年八月〕
底本:「宮本百合子全集 第十三巻」新日本出版社
1979(昭和54)年11月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十一巻」河出書房
1952(昭和27)年5月発行
初出:「文学新聞」
1949(昭和24)年8月15日号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年4月23日作成
青空文庫作成ファイル:
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