45.3 43.8
猶太 42.9 55.5 57.4 51.3
タタール 46.4 42.4 42.7 30.3
グルジア 46.9 40.1 46.7 40.7
アルメニア 60.3 39.0 54.7 18.7
トルコ 42.9 19.9 45.5 6.8
カザフスタン 25.8 13.1 2.3 1.7
ウズベク 23.3 9.7 ― ―
一年 二年 三年 四年
┌男児 100 64.6 54.1 31.2
トルコ ┤
└女児 100 36.9 20.0 9.2
┌〃 100 74.4 36.5 9.4
カザフスタン ┤
└〃 100 38.0 7.3 1.0
┌〃 100 21.4 5.1 0.7
ウズベクスタン┤
└〃 100 9.4 ― ―
┌〃 100 53.3 42.3 0.6
キルギス ┤
└〃 100 7.8 ― ―
[#ここで字下げ終わり]
ピオニェール教育は、いつも学校外のピオニェール分隊でされる。そこで男の子と女の子とは同じ規則と制服とをもち、本当に世界の社会主義社会建設の同志として行動することを覚えるのだ。
[#ここから2字下げ]
(一九二九年フランスへモスク※[#濁点付き片仮名ワ、1−7−82]から見物に出かけた。この国の古びたブルジョア封建文化の虚偽を最も強烈に感じたのは、小学校だ。往来は一緒に歩いて来た七つ八っつの男の子と女の子たちが校門へ入ると同時に、サーと二つに分れる。
便所ではあるまいし、入口がフランスの小学校には別々に二つあるのだ。「女の子」「男の子」。
そのフランスにいたとき、語学の教師がこういうことを話した。『フランスの子供ほど、世界中でマセ[#「マセ」に傍点]た子供はいない。九つになれば何でも[#「何でも」に傍点]知っている。だから迚も共学なんぞさせられないのだ。ある知人の家へよその細君がやって来た。そして、「宅がルアンへ今日立ちましたのよ」と云ったら、わきにいた六つの男の子が「小母ちゃん、じゃ今夜誰とねるの?」と訊いた(!)こういうのがフランスの子供です。』
前へ
次へ
全9ページ中6ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
宮本 百合子 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング