いうことと、ケロリとは別のものなのですから、猶々改善いたします。でも、もうハンマーは十分よ。響きがきついから、体がその響きでグサッとなってしまうようです。聖書にあるでしょう、エリコの城は長ラッパを吹き立てて落城させたのよ、城壁が崩れたのだそうです。あなたの力づよいハンマーのうちおろしでユリコの城がくずれないということがあるでしょうか。白旗をかかげます。すこしの間、耳を聾する天来の声を、凡庸な十二月の風の音に代えて下さい。そして、あなたとさし向いにして下さい。あなたの顔を、よくよく眼のなかにはめこませて下さい。そこには私の疲れをやすめ安心を与え、同時に気を確かにさせ、すべてのよい願を恒に清新にするものがあります。
追伸
レントゲンのこと、これも終ったかは恐れ入ります。
今年の冬はどこもスティームなしですから予防会へ行って、今どうもないのに、寒いところで体を出す勇気がありません。冬の間は御容赦願います。それがテキメンと叱られるのは分っているけれども。自分がズボラしたのだからお義理にも今年の冬重い風邪はひけませんからね。
十二月八日 (封筒なし)
十二月八日
四日づけのお手
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