人が知人に二人いて、大百合はそんな百合、百合にかこまれることもあるのです。
 石板のこと、きょう申上げたとおり。それは池袋の武蔵野電車の売店にあったのよ。子供の算術遊びのいろいろの木の玉と一緒のセットで、チョークでかく黒板でした。びんの方はさがしてみましょう。うちにはなかったけれども。
 国府津は、寿江子体の工合わるく、私は仕事、その絵の娘さん風邪で。うごけずでした。いろいろパタパタ自分たちでやるのは、いくらか暖くなってからの方がいいのかもしれないことね。だって、あのガランとしたところ火であっためるのだって、いつかみたいに大きな薪をぶちこんで燃《た》くことは今出来ないのですもの。あのとき覚えていらして? 父が夕方かえって来て、オヤ火もたかないんだねといったでしょう? そんなに寒くなかったわと云ったら、それは君達は寒くないだろうけれど……と父が笑ったわね。お風呂はやっぱりボイラーで一度ずつ流すわけですから水と燃料不足のときは閉口です。この頃は原始へと逆行なのだから進化したことしか出来ないと大弱りで、最大の不便となるから滑稽ね。
 八日のお手紙。支払の内訳(!)ふー。困った。御免なさい。今
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