^は直接そちらへ送るように書きました、そう云えば、岩波から『図書』の八月よこしましたろうか。
本間さん(もと十条にいた)が仕立ものをもって来ました。今年はあのひとが戸塚に来たので、どてらの直しや何かたのめて、レコード破りのポンポコになりました。普通の仕立をするところでは、程[#「程」に傍点]があるという気持で、なかなかこう徹底してポンポン綿を入れませんから。云っても駄目だから。今年はその点はいくらかましな冬です。
では、今夜は、本屋めぐりの報告で終り。お約束の表を添えて。ではおやすみなさい。早く気候が落付けばいいのにね。
お約束の表 十月二十三日――十月三十一日
起床 計温 就寝 計温
午後五―六
23日 午前六時十五分 六・六 九時半 六・四
24日 午前六時二十五分 六・五 九時四十分 六・四
25日 午前六時十分 六・四 九時二十分 六・四
26日 六時四十分 六・四 十時 六・三
27日 六時半 六・五 十時十分 六・三
28日 六時二十分位 六・四 九時四十五分 六・二
29日 七時五分前 六・八 九時四十分 六・五
30日 七時(日曜日) 六・五 十時三十分 六・四
31日 六時四十分 六・六 今八時二十分。きょうは眠くて風呂もやめて、
もう十分もしたら床に入ります。今六・四
十一月一日からそちらは八時半からになります。けれども寒中にでもならないうちは、今の時間でつづけて見ようと思います。そうしたら第一のグループに入るわけですから。
十一月六日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十一月六日 第六十九信
きょうは心持よい晴天になりましたね。きのうの夕方の地震相当つよくお感じになったでしょう? 金華山沖が震源地ですって。はじめの五時すこし過のとき、丁度夕飯をたべていて、段々ゆれ出すので心持わるくなって玄関の外へ出ました。そんなことは珍しかった。しかし時計が止らない、大したことにはなるまい、そう思いながら、やっぱりドキドキしはじめて出ました。二度目のときは七時すぎで、そのときは日比谷の公会堂の二階にいました。おひさ君と並んで。舞台では高田せい子舞踊研究所の発表会で、子供の「桃太郎」を
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