。この大きな歴史的な課題は、それぞれの民主的な作家によって、それぞれの地点と角度から、それぞれの色あい度あいによってはたされてゆくであろう。「風知草」「播州平野」「二つの庭」「道標」それにつづいて執筆されつつある一九四五年以後の作品は、その作者が、自身の必然に立って民主的文学の課題にこたえようと試みているものである。
「風知草」は「播州平野」とともに一九四七年度毎日文化賞をうけた。[#地から1字上げ]〔一九四九年二月〕
底本:「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社
1981(昭和56)年5月30日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第2版第1刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第十五巻」河出書房
1953(昭和28)年1月発行
初出:「風知草」文芸春秋選書、文芸春秋新社
1949(昭和24)年2月発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:柴田卓治
校正:土屋隆
2007年7月24日作成
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