とも召集して来ない。ので、きのう厚生省へ行ったら、あなたの方で、どうかやれるならねがいます、とのことだったそうで、自分が中心になって人を集め 生活ホゴ法を改善した年金法のようなものを提出したい由です。
(一)[#「(一)」は縦中横]生活ホゴ法について、党はどういう態度をとりますか
(二)[#「(二)」は縦中横]加藤しづえのその委員会には 大町米子 柄沢とし子が加っています
(三)[#「(三)」は縦中横]党でとり上げるにしろ、イニシアは加藤が自分でとったものと感じていることを十分念頭におく必要があるでしょう。
きのうも「共産党の婦人部がどう思ったってかまわないけれども云々」という風に云っていました。つまりあの党の本質上、決して、心から提携する感情はないのですから、自分のイニシアをよこからさらわれた形になったらよくないでしょう(これは、もし党がこの年金法をとり上げる場合のやりかたについて、大町さんその他皆さんが、十分お含みおき下さった方がいいと思って。いきなり、そんなことは加藤なんかがやるべきことではない 党でとりあげるべきだ、と云う見解もおこり得ますから。現実には、しかし、もうあのひ
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