した範囲の広い愛の種々相に対して、私共は礼讚せずにはいられませんが、無限な愛の一分野と思われる恋愛ばかりを(まして今日世俗で意味するだけの内容で)天地に漲り、それなくしては生きるに甲斐ないと云うもののように考えるのは、不自然すぎると思います。[#地付き]〔一九二四年二月〕
底本:「宮本百合子全集 第十四巻」新日本出版社
1979(昭和54)年7月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
初出:「女性」
1924(大正13)年2月号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年5月26日作成
青空文庫作成ファイル:
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