にソヴェトのプロレタリア文化を護るもの、生産する者、そして、それを更に強力に国際的な人民解放の勝利に向って押しすすめる者は、きょうの小さいソヴェトの子供たちである。ソヴェトのプロレタリア作家は知っている。広大なСССР《エスエスエスエル》のどこの果にも、小学校のない村というものが無くなった時、文学は、ほんとの揺がぬ階級的土台を確保するのだということを。「ラップ」からのウダールニクがこの重大な社会主義文化の基礎工事を促進するために、召集されつつある。
[#地付き]〔一九三一年五月〕
底本:「宮本百合子全集 第九巻」新日本出版社
1980(昭和55)年9月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
底本の親本「宮本百合子全集 第六巻」河出書房
1952(昭和27)年12月発行
初出:「綜合プロレタリア芸術講座 第一巻」内外社
1931(昭和6)年5月号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2002年10月28日作成
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