中にあるだろうか?
ここにいわれている誠意[#「誠意」に傍点]とは一体どういうものだろうか? こういう誠意が結局ブルジョアにとって都合のいいものであることは知れている。
この例でわかるように、ブルジョア新聞や雑誌の身の上相談は、プロレタリアの婦人の真の苦痛を解決する役に立たないのは明らかです。
困ったことがあったら、われわれの雑誌『婦人戦旗』に相談をもちこめ。『婦人戦旗』は、われわれにホントにプロレタリアの女として、世の中をどう見て、どう暮してゆくかを教える、たった一つのホンモノの雑誌です。[#地付き]〔一九三一年八月〕
底本:「宮本百合子全集 第十四巻」新日本出版社
1979(昭和54)年7月20日初版発行
1986(昭和61)年3月20日第5刷発行
底本の親本:「宮本百合子全集 第九巻」河出書房
1952(昭和27)年8月発行
初出:「婦人戦旗」
1931(昭和6)年8月号
入力:柴田卓治
校正:米田進
2003年5月26日作成
青空文庫作成ファイル:
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