來|遵奉《じゆんぽう》し來れる法則あり。即はち「ア」「イ」「ウ」「オ」の四母音ある句に限り字餘りを許したるなり。是れ三十一字を標準としたる考へよりすれば至當の事なれども前に述べし如く字餘りを姑息《こそく》なる例外物となさずして一種の新調と爲す上は母音子音の區別はあながちに之れを言ふを要せざるなり。
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[#地から2字上げ]〔日本 明治27[#「27」は縦中横]・8・20[#「20」は縦中横]〕
底本:「子規全集 第七卷 歌論 選歌」講談社
1975(昭和50)年7月18日第1刷発行
初出:「日本」
1894(明治27)年8月20日
入力:川向直樹
校正:山口美佐
2004年11月2日作成
青空文庫作成ファイル:
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