て
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馬糞もともにやかるゝ枯野かな
馬糞の側から出たりみそさゞい
馬糞のぬくもりにさく冬牡丹
鳥居より内の馬糞や神無月
馬糞のからびぬはなしむら時雨
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と息をもつがず高らかに吟ずれば客駭いて去る。
底本:「現代日本紀行文学全集 東日本編」ほるぷ出版
1976(昭和51)年8月1日初版発行
初出:「日本」
1892(明治25)年12月号
入力:林 幸雄
校正:浅原庸子
2003年5月27日作成
青空文庫作成ファイル:
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