q供も、同じように可愛がります。子供の教育の仕方は、なか/\立派なのです。十八歳になるまでは、ある定まった日でなければ、からす[#「からす」に傍点]麦など一粒も口にすることを許されません。夏は午前に二時間と、午後に二時間ずつ、草を食べさせてもらいますが、この規則を親たちもきちんと守ります。
フウイヌムは、その子弟を強くするために、険しい山や石ころ道を走らせます。汗だくになると、今度は河の中にザンブリ頭から跳び込ませるのです。それから、一年に四回、若い男女が集って、駈けくらや、跳込み、そのほか、いろ/\の競技をします。勝った者には、それをほめる歌が与えられます。
フウイヌムは文字というものを、まるで持っていません。知識は親から子へ口で伝えるのです。彼等は詩を作ることが、とても上手です。友情や善意を歌ったものと、運動の優勝者をほめたものと、なか/\美しい詩があります。
フウイヌムたちは、病気にかゝるということがないので、医者はいません。しかし、怪我をしたときつける薬は、ちゃんと備えてあります。彼等は、病気にかゝつて死ぬようなことはなく、たゞ年をとって自然に衰えて死ぬのです。そして、死
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