ワる。爪で引っ掻き合って大怪我をする。たゞ幸いなことに、お前たちの発明したような、人殺し器械はないので、めったに死ぬようなことはない。また、あるときは、何の理由もないのに、近所同士のヤーフどもが、同じような戦争をはじめる。つまり近所同士で、折もあらば不意をおそってやろうと、隙をねらっているのだ。」
それから、主人はさらに次のような珍しい話をしてくれました。
この国の、ある地方の野原には、さま/″\の色に光る石があって、これがヤーフどもの大好物なのです。もし、この石が地面から半分ほど、のぞいていたりすると、ヤーフは何日でも、朝から晩まで爪で掘り返しています。そして家に持って帰ると、それを小屋の中にそっと隠しておきますが、まだそれでも、もしか仲間に嗅ぎ出されはしないかと、ギョロ/\と目を見張っています。
主人は、どうしてまたこんな石をヤーフどもが大切がるのか、さっぱりわからなかったのですが、一度試しに、ヤーフが埋めている場所から、そっとこの石を取りのけておきました。すると、このさもしい動物は、宝がなくなっているのに気づいて、大声で泣きわめき、仲間をすっかりそこへ呼び集めました。そして
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