笛吹きながら
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
鳶《とんび》ア昼寝に(ヤンレ)
呼びに来る
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
山で笛吹く(ヤンレ)
鳶の鳥と
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
山で昼寝が(ヤンレ)
してみたい
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
山で鳶と(ヤンレ)
昼寝をしたりや
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
とうと薯芋《とろろいも》(ヤンレ)
夢に見た
スツチヤン、スツチヤン
スツチヤン、チヤン、ト
[#1字下げ]美濃の関の唄[#「美濃の関の唄」は大見出し]
[#ここから4字下げ]
(この謡は美濃国関町の土地唄として書いたもので一名『美濃の関節』と称した)
[#ここで字下げ終わり]
関《せき》と言ふたとて関所もないに
なんのかんのと来てくれぬ
来る気か来ぬ気か言つてみな
言ひよによつては ドーンドーン
来いと言ふなら寝ずにも
前へ
次へ
全20ページ中3ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
野口 雨情 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング