国と同じような
女が不足の国になります
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[#ここで字下げ終わり]
右の茂太郎の即興歌は、船が回航の途上、まだ釜石の港に入らない以前の出鱈目なのですから、船が安着してみると、ここに多少の人員の増減が考えられなければならない。増減と言い条、これ以上の減は、船の操縦の必要上、許されないと言うべきだから、増が有り得れば有るのです。果して、この釜石の港で、この船に更に二人の人を加えることになりました。
二人の人といっても、その一人は、すでに茂太郎の口頭に上っている人で、すなわち右の出鱈目の第二十三句から第二十四句までに表現されている――それから、今はいないが、いつかこの船に帰って来るはずの、何の商売だかわからない七兵衛おやじ――その人であります。七兵衛が無事に、この港でこの船へ戻って来ました。清澄の茂公をはじめ、この老練家の怪おやじを船に迎え得たことの喜びは申すまでもありません。おそらく無事では帰れまいかとの予想で心配しきっていたその人が、無事で帰って来たのだから、家出をした親爺が無事で帰って来てくれたように、船中一同が喜ぶのは無理はありません。
しかし、無事で帰って来
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