し返しでは、手も足も出ない。三畳程の部屋に十数人も押し込められて眠ることも出来ないでいる内に、いつか勤め先は首になっているという始末で、こういう××は、なる程「反省」させるのに充分効果的かも知れない。そこで××によって反省させるという、人を×××世間を××××た手段が考察される。転向すれば出してやる、転向しないなら××までも出して××××という×が之である。
精神病院や癩病院に、こうした治療法のないのは誠に遺憾である。これがないばかりに、狂人殺人事件やレプラ患者追放事件なども起きねばならなかったわけである。
四、教育幼年学校
私が某連隊へ入営して半年も経たない内に、連隊の将校の内で、どれが中学校出身で、どれが幼年学校出かということを、他人から聞かない中から見分けがつくようになった。(下士上りはもっと判然と判るが)。馬鹿に糞真面目でユーモアが足りなくて、世間的に非常識で、思い込みが多くて、僧侶や牧師のように大人びていて、生れつき一種の特権貴族であったような気持ちで部下に臨む癖があるのは大抵幼年学校出である。之に反してヅボラで感情が多少とも複雑で、少しは世間と軍隊とを比較する
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