黷謔關謔ノ片づけなければならぬのは、この運動[#「運動」に傍点](変化・発展・転化)する物質[#「する物質」に傍点]の一層の規定である。物質は今や空間[#「空間」に傍点]に於てあり[#「あり」に傍点]、そして夫が時間[#「時間」に傍点]に於て運動する[#「運動する」に傍点]。処が空間という範疇が又対立者の矛盾的統一なのである。空間は或る意味に於ては無いのである。吾々は空間を掴むことは出来ない。それは凡ゆる物体によって自由に占められることが出来る、durchdringen され得る。だがそれでは全くの無かと云えば、物の形[#「形」に傍点]こそ空間なのだ。丁度光のように、それ自身は光っていないに拘らず、之が当ったものを光らせるのである。――時間も亦そうであって、普通時間は流れると考えられるが、それにも拘らず時間は止まっていて物をその上で流すのである。時間は永遠に対する対立物であるにも拘らず、時間そのものは永遠の静止だとも考えられねばならぬ。時間は無始無終の永久に閉じることのない線でなければならぬに拘らず、永遠の静止であるからには、閉じたものでなければならぬ、等々。――そしてこうした空間と時
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