ければならないと考えられる。ここでは必然性と自由とが、同列に於て混合[#「同列に於て混合」に傍点]される。それ故歴史上の変化に就いては、かの実証主義の精神であった科学的な歴史的予言―― 〔voir pour pre'voir〕 ――はもはや充分に成り立つとは限らない。何時ムッソリーニが出現するかも知れず、何時超論理的な――ソレル的な――暴力[#「暴力」に傍点]が力を振うかも知れない。その時、政治理論は少くとも歴史理論であることを止めねばならないだろう。――レーニン主義はムッソリーニ主義に又はソレル主義に、同列に於て[#「同列に於て」に傍点]、結び付けられねばならぬ。真理はコンミュニズム+ファシズム(又はアナーキズム)の内に横たわる。その問題の位置・その立場・を全く異にする二つのイデオロギエンは、どのような立場[#「立場」に傍点]によってであるかは知らないが、幸にして結合し得るものでなければならない。――之がマンハイムの所謂政治学[#「政治学」に傍点]なるものである*。
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* 以下 Ideologie und Utopie を見よ。
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