傍点]とかの概念に止らない、政治的なるもの――必ずしも所謂政治にぞくするものとは限らない――こそ夫である。実際今日、歴史の代表的・性格的内容は、階級[#「階級」に傍点]――この政治的なるもの――に関してのみ有効に段階づけられ得ると考えられている。そうすれば一般に、歴史性[#「歴史性」に傍点](即ち又社会性[#「社会性」に傍点])とは、直ちに[#「直ちに」に傍点]又はやがて[#「やがて」に傍点]、階級性[#「階級性」に傍点]として初めて優越に理解されるべきものだ、ということが結果する**。歴史性必ずしも常に階級性とは限らないが、現代では、歴史性はやがて[#「やがて」に傍点]階級性となるべきであり、歴史性を言うことは階級性の萌芽を培うことであり、階級性への出発をすることなのである。歴史性の概念から階級性の概念へのこの推移[#「歴史性の概念から階級性の概念へのこの推移」に傍点]に関する理解は、今日決定的と思われる。よって以下歴史性と階級性とを同じ意味に用いることが出来る。この点は大切である。
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* 例えば文学史という特殊史には、文学的時代区別(〔e'
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