やうである。さういふものの缺乏が哲學をむつかしく思はせてゐるのではないか。獨語的な哲學はむつかしい。
 これが質問に對する私の感想的な答であり、それはまた私自身にいひきかせる言葉である。



底本:「三木清全集 第一巻」岩波書店
   1966(昭和41)年10月17日発行
初出:「鐵塔」鐵塔書院
   1932(昭和7)年7月
入力:石井彰文
校正:川山隆
2008年1月23日作成
青空文庫作成ファイル:
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