ツトは其対手の悔悟の時に手を下すを以て、復讐の精神に外れたるものとして、之を為さず、復讐は敵を地獄に追ひ堕すを以て、尤も成功あるものと思へり、嗚呼復讐、汝の心果して奈何《いかん》。
[#地から2字上げ](明治二十六年五月)
底本:「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房
1969(昭和44)年6月5日初版第1刷発行
1985(昭和60)年11月10日初版第15刷発行
初出:「平和 一二號」平和社(日本平和會)
1893(明治26)年5月3日
入力:kamille
校正:鈴木厚司
2004年10月31日作成
青空文庫作成ファイル:
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